環境インフラサービスや環境分析を手がける日吉(近江八幡市北之庄町)が未来ファンドおうみ「びわ湖の日基金」に寄付し、9月3日に同社で感謝状贈呈式が行われた。
未来ファンドおうみは、淡海文化振興財団が運営する基金。1997(平成9)年の淡海ネットワークセンター設立以来、地域や社会の課題解決に自主的に取り組むNPOや市民活動団体を支援してきた。2011(平成23)年4月の公益財団法人への移行を機に創設され、地域への思いを込めた寄付を市民活動への助成につなげている。
「びわ湖の日基金」は、「びわ湖の日」制定30周年を記念して2011年7月に設立。琵琶湖の環境保全に関わる実践活動や調査活動への支援を目的としている。
贈呈式では、淡海文化振興財団の大久保法彦さんが日吉社長の鈴木正さんに感謝状を手渡した。
鈴木さんは「未来を見据えて投資をすることが重要。未来の子どもたちにも重要な資金だと思うので、有効に使っていただければありがたい」と寄付への思いを話した。
同社では環境教育にも取り組んでおり、鈴木さんは「毎年、琵琶湖博物館で子どもたちへの環境教育を行っている。市民活動がより活発になれば」と話す。
大久保さんによると、寄付金は「びわ湖の日基金」に申請する市民活動団体を審査した上で助成に活用する。対象は琵琶湖本体だけでなく、流れ込む河川や源流となる森林、環境教育など、琵琶湖につながる幅広い活動を想定している。「一過性のイベント的なことではなく、地域の資産になるような形のものを、ある程度の基準で判断していく」と説明。「寄付金が市民活動団体に渡ることによって、琵琶湖や流域の環境保全がますます進んでいけば」と期待する。