尾賀亀(近江八幡市出町)と二兎醸造(大杉町)、藤居本家(愛荘町)の3社が現在、梅酒の醸造に使った梅を活用したクラフトビールの開発を進めている。
エネルギー事業や食品事業などを展開する尾賀亀が酒造2社と協業。活用するのは、藤居本家が製造する日本酒ベースの梅酒に漬け込んだ梅の活用方法を思案していた藤居本家が尾賀亀に相談し、尾賀亀が二兎醸造を紹介したことで、3社によるアップサイクルが始まった。
8月18日には二兎醸造の施設で、3社の従業員が梅の実から種を取り除く作業を行った。種を取り除いた身を袋に入れ、発酵が終わったクラフトビールのタンクにつるすことで梅の風味を付ける。1000リットルのクラフトビールに50~60キロの梅の身を使う。
商品名は「青梅ラガー 近江縁結び」。3社が今回の取り組みを通じてつながったことから名付けた。約2000本の製造を見込む。
尾賀亀エネルギー事業部部長の村山宗久さんは「1回限りではなく、継続的に商品を提供できる取り組みにしたい。良い商品を作り、多くの人に届けたい」と話す。