講談イベント「近江八幡『講談』歴史さんぽ」が6月20日、旧伴家住宅(近江八幡市新町3)2階大広間で開かれる。主催は近江レークサイド寄席。
滋賀県在住で唯一の講談師として活動する旭堂南風さんが、近江にちなんだ歴史講談を披露する。ゲストには同期の旭堂南明さんを迎える。
講談は、歴史物語を分かりやすく語る話芸。今回は、現在放送中のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」を題材にした新作「羽柴兄弟と長浜」と、近江八幡ゆかりの六角氏を題材にした「六角の創りしもの」などを上演する。
南風さんは「滋賀の宝は琵琶湖と自然、そして歴史」と話す。「講談師は歴史学者ではないので、歴史を全て正確に伝えるわけではないが、講談をきっかけに近江の歴史に興味を持ってほしい。それが講談にできる地域貢献」とも。
旧伴家住宅で講談会を始めた経緯について、南風さんは「滋賀において歴史と伝統の中心地の一つである近江八幡で講談会を開こうと会場を探していたところ、旧伴家住宅の方と意気投合した」と振り返る。毎年1、2回行っているという。
会場となる旧伴家住宅は、江戸時代初期の豪商・伴庄右衛門家の本家として建てた商家。1827年から1840年にかけて建築した。明治以降は小学校や図書館として使われ、現在は公開施設として活用されている。
南風さんは「中高年世代だけでなく若い世代にも聞いてほしい。気軽に遊びに来てもらえれば」と呼びかける。
開催時間は13時30分~15時30分。料金は2,500円。