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近江八幡で朝鮮人街道フェスティバル初開催へ 和太鼓と韓国舞踊の共演も

写真左から星乃さん、大橋さん、金さん、田中さん

写真左から星乃さん、大橋さん、金さん、田中さん

 日韓文化交流イベント「朝鮮人街道フェスティバル」が4月24日・25日、日牟禮(ひむれ)八幡宮(近江八幡市宮内町)と旧市街地周辺で初開催される。

開催のきっかけとなった近江八幡市の姉妹都市である韓国・密陽市での公演(写真提供=朝鮮人街道フェスティバル実行委員会)

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 近江八幡市に残る江戸時代に朝鮮通信使が通った歴史街道「朝鮮人街道」をテーマに、朝鮮人街道の歴史的価値を再発見し、日本と韓国の伝統文化や芸能を通じた交流の場をつくることを目的に企画した。来場者がまちを歩きながら文化や人と出会い、地域の魅力を体感できる回遊型イベントとして展開する。

 発起人で実行委員長の大橋亮介さんは「近江八幡に残る朝鮮人街道の存在を知ってもらうことが大切」とした上で、「韓国から来日する演者と、言葉の交流は難しくても音楽で交流できることを楽しみにしている」と話す。

 和太鼓奏者の大橋さんは近江八幡市の姉妹都市である韓国・密陽(ミリャン)市で和太鼓を演奏した経験をきっかけに企画を立ち上げた。「地元の歴史を見つめ直す中で朝鮮人街道に着目した」と振り返る。

 24日はキーワードラリーのみ開催。25日は日牟禮八幡宮で和太鼓や韓国伝統楽器、韓国舞踊、江州音頭などによる日韓伝統芸能交流ステージと、約20店舗が出店するマルシェ、アーティストの星乃光影(みかげ)さんによる子ども向けの歴史・文化体験ワークショップを開く。旧市街地から日牟禮八幡宮までの約1キロを和太鼓と韓国舞踊などが練り歩く「まちなかパレード」も行う。

 韓国側の出演者をまとめる韓国舞踊家の金一志(キム・イルチ)さんは来日して40年以上韓国舞踊を指導してきた。今回のプログラムでは韓国から12人の演者が来日し、滋賀県の江州音頭とミリャンアリランを組み合わせた演目で共演する。「若い世代にもこの交流を体験してほしい」と話す。

 近江八幡観光物産協会の田中宏樹さんは「朝鮮人街道は重要な地域資源だが、これまで十分に活用されてきたとは言えなかった。音楽や食を通じて体感できる機会になる」と期待する。

 旧市街地では、石碑などを巡るキーワードラリーも実施する。4カ所のポイントを巡りキーワードを集めると、参加賞として韓国のお菓子がもらえる。ラリーのボーナスポイントの近江八幡市立図書館では朝鮮通信使に関する展示も行っている。

 大橋さんは「歴史と文化が交差する近江八幡で、日韓が共に楽しめる場にしたい」と意気込む。

 開催時間は24日=15時~17時、25日=10時~15時。まちなかパレードは12時~13時30分、メインステージパフォーマンスは14時~15時。入場無料。

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