「クリスマスマーケット2025 in 近江八幡」が12月14日・15日、JR近江八幡駅南口広場で開催される。主催は近江八幡商工会議所・はちまん青年経営者会。
はちまん青年経営者会が町おこしの一環として2024年から始めたクリスマスマーケット。会場内はイルミネーションで飾り付ける。オープニングにはブラスバンドが出演し、地元中学生パフォーマーのステージも行う。
「近江牛 寛閑観」「ひさご寿し」などの一般の飲食・物販12ブースに加え当日は、市内の高校生5人と中学生15人による4つの「学生ブース」が並ぶ。生徒らは同商工会議所の若手経営者の団体であるはちまん青年経営者会と協働する中で、コミュニケーションや価格設定など「商い」を学んだ。11月から5回のワークショップに参加し、商品の企画、原価計算、試作、ブース装飾などを体験。販売のリハーサルも行った。
「学生ブース」は、ビーフシチューやおでん、ワッフル、チュロスなどのメニューを提供。「学生ブース」で買い物した来場者にはランタンを渡し、イルミネーションの中にある「みんなでともすフォトスポット」に飾ってもらう。
「学生ブースで商品が売れれば売れるほどフォトスポットが明るくなるため、生徒たちは自分たちの頑張りを視覚的に確認できる」と同商工会議所の馬場隆之さん。「生徒による出店は、子どもたちと一緒に近江八幡を盛り上げたいという思いから始まった。将来、商売人として地元で活躍してくれたらうれしいが、商売人でなくとも、今回の経験を将来の糧にしてもらえれば」と話す。
開催時間は16時~20時。イルミネーションは25日まで点灯する。