「はちまん子ども食堂」が7月17日、八幡コミュニティセンター(近江八幡市宇津呂町)で開かれた。
八幡学区社会福祉協議会が2016(平成28)年から始めた活動。学校で給食の提供がない終業式や始業式の日に合わせて八幡小学校(近江八幡市本町5)の児童を対象に「子ども食堂」を年5回実施。参加は申し込み制で、毎回約180人が利用するという。運営には同協議会の児童福祉グループ員や地域ボランティアのほか、学校関係者や民生委員ら計23人が携わる。ひとり親家庭向けの夕食弁当を提供する「親子食堂」も年6回実施している。
同協議会スタッフの森シゲミさんは「11年前、子どもの食の貧困が話題になる中、地域として何かできることはないかと考え、食を通じて子どもの力になれればと思い始めた」と振り返る。
森さんは「食材を寄贈してくれる企業や団体もあり、皆さんの支援のおかげでちょっとぜいたくができて感謝している」と話す。
活動は地域企業などの支援も受ける。近江兄弟社(魚屋町元)は2023年から寄付を続け、今回は募金の寄付に加え、ジェルタイプの化粧水を参加人数分寄贈した。
この日は180人の児童にカレーライスとフルーツゼリーを提供した。食後には近江八幡市の警察署員による「子ども交通安全教室」を行った。
同協議会会長の白井久隆さんは「『おいしかった』と言ってもらえることが一番うれしい」と話す。