
近江八幡市大杉町の西川甚五郎邸で10月16日~20日、特別公開ツアーが行われる。主催は近江八幡観光協会(TEL0748-32-7003)。
西川甚五郎邸は、「寝具の西川」で知られる西川の初代から12代までの当主が江戸時代から大正時代にかけて暮らした建物。ツアーでは、普段は公開していない和室や洋室をガイドの案内で見学してもらう。午前の部(10時~12時)は旧市街の散策付き。午後の部(13時30分~16時)は主に同邸を案内する。いずれの部も対象は中学生以上。定員は10人。
同協会によると、2021年秋に初めて催行した同ツアーは遠方への外出が制限されていたコロナ下に「小さなエリアをゆったり見学できるツアー」として企画した。以後年2回行い、今回で9回目を迎える。現在は地元再発見の意味も込めているいい、リピーターも見られるという。同協会事務局長の田中宏樹さんは「地元の人が参加することがある。少人数制のため、ガイドに気軽に質問ができる」と話す。
参加費は1,500円(見学・ガイド・資料・土産代を含む)。申し込みは同観光協会が電話とメールで受け付ける。