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近江八幡で「乙女建築なヴォーリズさん」 乙女目線でヴォーリズ建築語る

ヴォーリズ来日120年記念事業「バンザイなこっちゃ!協議会」の藪さん

ヴォーリズ来日120年記念事業「バンザイなこっちゃ!協議会」の藪さん

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 ヴォーリズ建築についての講演会「乙女建築なヴォーリズさん」が4月26日、ヴォーリズ学園(近江八幡市市井町)のヴォーリズ平和礼拝堂で開催される。

「乙女建築なヴォーリズさん」が開催されるヴォーリズ平和礼拝堂

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 文筆家の甲斐みのりさんが、山の上ホテル(東京都千代田区)や神戸女学院(神戸市)など、ウイリアム・メレル・ヴォーリズの設計事務所が設計した「ヴォーリズ建築」について講演する。甲斐さんは「乙女の東京」「乙女の大阪」などの著書で、ときめく心を持つ人やことを「乙女」と表現し、山の上ホテルなどを紹介した。甲斐さんの著書「歩いて、食べる 東京のおいしい名建築さんぽ」を原案としたテレビドラマ「名建築で昼食を」は、2021年日本民間放送連盟賞テレビドラマ番組部門優秀賞を受賞した。

 講演会を主催するヴォーリズ来日120年記念事業「バンザイなこっちゃ!協議会」の藪秀実さんは「ヴォーリズ建築は今でも150棟ほどが残っており、そのうち100棟は文化財に指定されている。建物は100年もたてば、どういう人がそこを育んできたのかというストーリーがある。甲斐さんには乙女の視点でヴォーリズ建築を見るだけでない旅の楽しみについても語ってもらう」と話す。

 後半は、ヴォーリズ学園出身の写真家でヴォーリズ建築を多く撮影している桃井一至さんと甲斐さんのトークセッションを行う。

 開催時間は13時30分~16時20分。入場料は1,000円(当日券は1,500円)。定員500人。

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