近江兄弟社高校(近江八幡市市井町)の3年生チーム「Luke Nexus(ルークネクサス)」が3月14日、ビジネスコンテスト「第12回 マイナビキャリア甲子園」決勝大会に出場する。
同コンテストでは企業が提示するテーマに対し高校生がチームで事業案を提案する。主催はマイナビ。今回は2014(平成26)年の開始以来、過去最多の1万1668人、3151チームが参加した。12社が出題するテーマから各チームが挑戦したいテーマを選択し、マイナビキャリア甲子園事務局による書類審査とプレゼン動画審査を経て72チームが準決勝大会に進出した。
2月15日の準決勝大会では決勝大会に進出する12チームが選ばれた。決勝大会は「Breakthrough(ブレイクスルー)部門」が3月14日、「Innovation(イノベーション)部門」が15日に行われ、Luke Nexusは東京都内で開かれる「Breakthrough部門」に出場する。
Luke Nexusは、林和樹さん、小西琉偉さん、山本恭一郎さんの3人が昨年8月に結成した有志チーム。林さんと小西さんが共同代表、山本さんが副代表を務める。英語ディベートや小論文コンクール、別のビジネスコンテストなどへの出場経験を持つ。
今回は生成AIを活用した提案を目指し、ソフトウエア開発やITインフラサービスを手がけるtdiが出題したテーマを選択した。準決勝では、生成AIを活用した次世代不動産アプリを提案。賃料や間取り、駅からの距離といった数値情報に偏りがちな従来の物件検索に対し、地域の文化や歴史、暮らしの価値観などの情報も含めて分析・提示する仕組みを構想した。地方での暮らしの選択肢を可視化する内容とした。
準決勝大会の審査を行ったtdiは「地方の再起動という社会課題に着目し、価値観やライフスタイル全体をAIで分析してより良い暮らしを提案する内容だった。社会課題の解決につながる可能性があると考え選定した。決勝ではトップバッターとして発表するが、良い結果につながるよう伴走したい」とコメントを寄せた。
現在、決勝大会に向けてtdiと協働し、オンライン会議やメールで打ち合わせを重ねている。林さんは「高校生活の集大成として挑む。根拠を積み重ね、地方の可能性を示す提案に仕上げたい」と話す。
3人は今春卒業後、それぞれ関西と関東の大学へ進学予定で、各地で賛同者を募りながら事業化を視野に活動を続けるという。