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安土の銀行跡に「好きな物を集めた」雑具店 店主「わくわくする店に」

100年を超える銀行跡の建物の2階にオープンした雑具店「38」

100年を超える銀行跡の建物の2階にオープンした雑具店「38」

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 雑貨や古道具を販売する「38(みつや)」が3月8日、レンタルスペース「RAKUICHI(らくいち)」(近江八幡市安土町常楽寺)の2階にオープンした。

38オープンを記念して「36ブランコ」のライブが行われた

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 12畳の店内に、店主の野田哲さんと田中麻子さんが集めた300年前のタイルやナショナルのラジオなどの雑貨や古道具を並べ、販売している。営業は不定期で、3月は8日、20日、30日に開いている。

 野田さんは、1919(大正8)年に銀行として建設され、2007(平成29)年からは観光交流拠点「楽市楽座館」として観光案内所や地元の野菜販売所などとして利用されていた建物を保存活用するため、2024年6月にレンタルスペース、レンタルキッチンから成る「RAKUICHI」をオープンした。1階のレンタルスペースではカフェやワークショップなどのイベントを開いている。

 当初は2階をオフィスにする予定だったが、野田さんの「いつかは自分の店を出したい」という思いをかなえるため、2階に「38」をオープンした。野田さんは「雑貨店でも古道具店でもなく、自分たちの好きな物だけを置いている雑具屋」と表現する。

 野田さんは「小さい頃から物を集めるのが好きで、たばこの看板やコーラの空き瓶などを集めて飾っていた。大人になってもその収集癖は変わらず、自分がときめくものを見つけては買っていた。田中さんと出会い、意気投合して、一緒に雑具店を開くことにした」と振り返る。

 8日は、1階のカフェスペースで、「38」の開店を記念して一日限定のライブバーを開いた。女性シンガーデュオ「36ブランコ」が「君をのせて」やオリジナルソングを演奏。のきさきタップ(野洲市)がクラフトビールを販売し、カフェ「喜心」が牛キンパやヤンニョムチキンなどを提供した。

 サイダーが出る蛇口も用意し、サイダーを飲みに来る子どもや、サイダー片手にみたらし団子を食べる人などに姿が見られた。野田さんは「仕事帰りに寄って、ビールを飲みながら音楽を楽しんだ人から『何年もライブのようなイベントには行けなかったので、来て良かった。またやってほしい』という声もあった」と喜ぶ。

 野田さんは「好きな物を見つけた時のわくわく感やときめく気持ちを大切にし、買ってくれた人たちにもそんな気持ちになってもらえるような店にしたい」と意気込む。

 営業時間は11時~16時。

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