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近江八幡・寛閑観が2周年 薪火で焼く近江牛を提供

「近江牛・和牛専門 寛閑観(かんかんかん)」の森嶋さん(左)と料理長

「近江牛・和牛専門 寛閑観(かんかんかん)」の森嶋さん(左)と料理長

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 近江八幡市東川町の「近江牛・和牛専門 寛閑観(かんかんかん)」が、11月29日でオープン2周年を迎える。運営は「もりしま」。

寛閑観の近江牛を使ったメニュー

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 同社は1978(昭和53年)から町内で近江牛を提供するレストランを開業してきた。時代が求める新しい食文化を打ち出す店として同店を立ち上げた。コンセプトは「火」と「肉」。薪(まき)火で焼いて香りをまとわせる肉料理を提案する。2階建ての店内は、客席のどこからでも近江八幡の田園風景を望むことができ、店名に込めた「寛(くつろ)ぎ、長閑(のどか)に、ゆったり観(み)る」という意味を象徴する空間にした。店舗面積は647.26平方メートル。席数は1階40席、2階60席。

 同社専務の森嶋正幸さんによると、地元に加え県外からも幅広い世代が訪れているという。「家族や友人とのランチ会から会社の歓送迎会、忘年会まで利用が広がっている。近江牛には高級な印象があるが、『日常の中の少し特別な日に選ばれている』と感じている」と話す。同店の開業に先立ち、東京都中央区の滋賀県アンテナショップ「ここ滋賀日本橋」にも出店しており、東京店を訪れた客が本店に足を運ぶケースも見られるという。

 森嶋さんは「ロースやヒレだけでなく、肉本来のうまみを感じやすい赤身も楽しんでもらいたい。料理長はうまみと柔らかさを引き出すため、火入れやカットに特に注意を払う」と話す。「こんなに早く多くの人に来てもらえる店になるとは考えていなかった。明るい接客をするスタッフにも支えられている。料理、雰囲気、接客全てで今日のお客さまに満足してもらうことが明日につながる。今を大事にしたい」とも。

 営業時間は10時~18時。月曜定休。駐車場は42台。

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