イラストに短い言葉を添えた作品「絵ことば」の展示・販売が現在、普陀山妙法寺(近江八幡市鉄炮町)で行われている。
作品を展示・販売しているのは同市出身のアーティスト・清香88(エイティーエイト)さん。ネコやカッパ、ウサギなどのイラストに、「なんぼでも ええことあるで」「いっしょに笑えば あしたのよろこびやってくる」などの言葉を添えた約100点を境内に並べる。「字も絵も全て心を込めた手がき。涙する人もいる」と話す。
「大企業に勤務していた時、頑張りすぎて体を壊した。退職後、癒やしを求めて旅をしながら、自分を取り戻す中で生まれた『絵ことば』は、かつての頑張りすぎていた私自身に贈るメッセージでもある」と振り返る清香88さん。「今、苦しい人も、少しだけ深呼吸して、自分の心を抱きしめに来てもらえたら」と呼びかける。
開催時間は10時~17時。火曜・水曜、17日休み。30日まで。土曜・日曜・祝日の12時~17時は清香88さんが在廊する。