
「わたSHIGA輝く国スポ(第79回国民スポーツ大会)」のトライアスロン競技が9月28日、宮ケ浜水泳場(近江八幡市沖島町)周辺で行われ、成年男子の部で滋賀県の内田弦大選手が優勝した。
近江八幡市で開催されたトライアスロン競技で優勝した内田選手(写真提供=滋賀県競技力向上対策本部)
スイムは琵琶湖を1.5キロ泳ぎ、バイクは琵琶湖岸と市内を40キロ走行し、ランは10キロ湖岸を走り、宮ケ浜水泳場でゴールするコース。滋賀県代表として出場した高島市出身の内田選手は、1時間49分27秒で優勝した。栃木国体2位、鹿児島国体優勝、佐賀国スポ2位の成績を残した内田選手は「地元開催の国スポで優勝する」と公言していた。ランで逆転し、トップでゴール会場に入った内田選手は沿道の観客とハイタッチしながらゴールし、喜びを分かち合った。
内田選手は「生まれ育った滋賀県での開催。多くの人の思いを背負ってスタートラインに立った。有言実行の優勝を達成することができて本当にうれしかった。『優勝しかない』と自分自身に向き合い続け、つかみ取ることができて、良い経験にもなった。この経験を糧に世界を見据えて戦っていく」と話す。