
アーティフィシャルフラワー専門店「花のある暮らしアトリエROSE+(ローズプラス)」(近江八幡市新左衛門町)が8月7日に11周年を迎えたことを記念して現在、布花体験会を開いている。
同店では、リアルな質感の造花・アーティフィシャルフラワーを使ったアレンジメント教室や、布を染めてから花をかたどる布花教室を開いており、参加者は40~50代の女性が多いという。今回の体験会は夏休みに合わせて子どもでも楽しめるよう内容をアレンジ。染色の工程は省き、はさみや接着剤を使って工作感覚でクローバーを作る。希望があれば、完成品をブローチやキーホルダーに仕立てることもできる。
店主の増山いづみさんは「布花の教室は全国的に数が少なく、指導者の高齢化も進んでいる。技術を次の世代に伝えていきたいという思いがある」と話す。「ドクダミやカタバミのような身近な草花でも、本物を見ながら細部まで再現できたときは感動がある」とも。
同店は2014(平成26)年に多賀町で開業し、2019年6月に築100年以上の旧米屋を改装した町家に移転した。店内にはアーティフィシャルフラワーを使ったアレンジメントやアクセサリーを並べ、ブーケや仏花、季節の飾りなどのオーダーにも対応する。
営業時間は10時~16時。火曜・水曜定休。体験会の参加費は1,100円。申し込みはウェブサイトとインスタグラムで受け付ける。今月17日まで。