
竜王町の2農園で7月上旬から桃狩りが始まった。シーズン最初の品種「日川白鳳」は、果肉が白く柔らかいのが特長で、例年に比べ大きく甘い実が育っているという。
2農園のうち「よろこび農園」は桃4個を収穫体験できるプランを用意。料金は小学生以上2,000円。3歳以上の未就学児には無料で1個を進呈する。同園の大西柾樹さんは「5月から6月にかけて雨が十分に降り、最近の暑さで実が大きくなり糖度も高くなった。採れたては硬いが、2、3日追熟するとより甘くおいしくなる。農園で収穫し追熟させてから冷やした桃を用意しているので、例えば収穫は2個、残りの2個はその場で冷たく食べ頃の桃を味わってほしい」と話す。
「フルーツパーク陽平」は2時間の食べ放題プランを用意。料金は、中学生以上=2,000円、小学生=1,500円、3歳以上=1,000円。冷蔵庫で冷やした桃も用意する。同園の寺嶋陽平さんは「今年は豊作。7月末には併設の梨園で早生梨も採れるので、桃と梨の両方を楽しんでもらえる」と話す。
両園の桃狩りは「道の駅アグリパーク竜王」のホームページで予約を受け付ける。締め切りは希望日の3日前。当日受付は9時から先着順で、定員に達し次第終了。8月15日まで(予定)。