
ウイリアム・メレル・ヴォーリズの活動追体験ツアー「汽船でゆく今津ヴォーリズ通り~ガリラヤ丸の軌跡」が7月20日、長命寺港(近江八幡市長命寺町)から出航する。
ガリラヤ丸に乗船して琵琶湖を渡ったヴォーリズ(写真提供=公益財団法人近江兄弟社)
主催はヴォーリズ来日120年記念事業バンザイなこっちゃ!協議会。
ツアーで追体験してもらうのは、キリスト教の伝道のために長命寺から「ガリラヤ丸」に乗船して対岸の今津に向かったヴォーリズの活動。ガリラヤ丸は大正初期から昭和初期にかけて琵琶湖畔の伝道に使われた船で、ヴォーリズが1914(大正3)年に米国から持ち込んだ。参加者は、長命寺港から琵琶湖汽船のランシングで今津港(高島市今津町)に渡り、ヴォーリズが建築した建物3棟が現存している「ヴォーリズ通り」を散策する。
3棟は、旧今津郵便局、今津ヴォーリズ資料館になっている旧百三十三銀行今津支店、幼稚園になっている今津教会会堂。資料館では昼食を用意する。会堂では近江兄弟社グループの創立者の一人・吉田悦蔵の孫で立命館大学上席研究員の吉田与志也さんの講演「湖西・湖北とヴォーリズ」を開く。
開催時間は9時30分~16時。参加費は1万3,000円(ヴォーリズ関連グッズ付き)。近江八幡駅集合・近江今津駅解散。近江八幡駅から長命寺港まではバスを用意する。