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近江八幡の音楽フェス実行委員が市長訪問 売り上げの一部を寄付

Various Values実行委員と子ども実行委員、スポンサーが近江八幡市役所を訪問した

Various Values実行委員と子ども実行委員、スポンサーが近江八幡市役所を訪問した

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 4月に近江八幡市立運動公園(近江八幡市津田町)で開催した野外音楽フェスティバルの実行委員が6月12日、近江八幡市役所を訪れた。

小西市長やフェスティバルのスポンサーの前で手話と歌を披露する子どもたち

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 この日は、音楽フェスティバル「Various Values(ベリアス・バリューズ)OMIHACHIMAN2025」の実行委員と子ども実行委員らが、4月19日・20日に開催した同フェスの活動報告を小西理近江八幡市長に行った。フェスでは、瑛人(えいと)、ET-KING、島谷ひとみなどのアーティストのほか、滋賀県内の中学吹奏楽部、キッズダンスチームなど約650人が出演し、2日間で1万人以上が来場した。

 知的障害や自閉症、ダウン症などの子どもを対象に行った職業体験の参加者をはじめ、20人の子どもたちが子ども実行委員として準備や当日の運営に携わった。子ども実行委員会メンバーは月2回、委員会に参加し、「フェスにはどんな仕事があるか」という段階から考え、会場に飾るモニュメント製作、当日受け付けの手伝いのほか、アーティストのバックダンサーとしてもステージに立った。

 12日は子ども実行委員のうち、8人が市役所を訪問し、2.5次元タレント「ふーちゃん」と共に手話と歌で「ひまわりを咲かせよう」を小西市長に披露。ベリアス・バリューズの売り上げの一部である30万円を同市に寄付し、子ども実行委員の中学3年生、澤祐歩さんと小学3年生の大久保麟さんが目録を小西市長に手渡した。

 ベリアス・バリューズ実行委員長の池内千代子さんは「同じ思いを持った子どものために福祉関係に使ってほしい。実行委員の子どもたちの活躍がほかの子どもたちの支援につながり、同じ境遇の仲間を救う。今後も継続して寄付をしていきたい」と話す。子ども実行委員は今後も活動を行い、10月に行われるスペシャルオリンピックス バドミントン競技の前夜祭でステージパフォーマンスを行う。12月にはアーティストChe’Nelle(シェネル)のバックダンサーを務める。

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