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近江八幡の公益団体「メダカの学校小田分校」に活動拠点完成で記念式典

「メダカの学校小田分校」の活動拠点「新堂学舎」で施設見学会が行われた

「メダカの学校小田分校」の活動拠点「新堂学舎」で施設見学会が行われた

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 自然環境保護や環境教育活動を行う公益団体「メダカの学校小田分校」(近江八幡市小田町)の設立25周年と活動拠点「新堂学舎」の完成を記念した式典が1月25日、小田町自治会館(同)で開催された。

メダカの学校小田分校代表の村井幸之進さん

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 新堂学舎は、同団体が子どもたちの自然体験活動拠点として整備した施設。大雪のため会場を小田町自治会館へ変更して行った記念式典には、親子連れなど約60人が参加した。同団体の活動を支えてきた関係者に感謝状を贈呈。これまでの歩みを振り返る報告も行った。

 同団体代表の村井幸之進さんは「25年前に立ち上げた当初から、拠点となる場所を持ちたいという思いがあった」と振り返る。立ち上げ当時に作製したという杉の一枚板の看板を完成した建物に掲げ、「感無量」と話す。

 式典後には内覧会を行い、参加者は3班に分かれて施設内を見学した。小田町で初めて喫茶店を開いた「winooski(ウィノスキー)」の今井明彦さんが、紅茶やひきたてのコーヒーを振る舞い、和やかな交流の時間となった。会食では、鶏飯やおでんのほか、アユ、モロコ、ビワマスの煮物などを提供。来場者の一人は「懐かしい味がする」と話していた。

 同拠点の整備に当たっては、クラウドファンディングなどの寄付を通じて116人から支援が寄せられた。支援金総額は126万5,500円。村井さんは「寄付は単なる資金支援ではなく、地域の環境を守り、次の世代に引き継ぐという私たちの活動への賛同の声だと受け止めている」と感謝の意を示す。

 改修作業には地域住民や子どもたちも参加。親子によるしっくい壁塗り体験や、町内の工務店の協力による中学生の職場体験としての塗装作業などを通じ、地域ぐるみで整備が進められた同拠点は地域の高齢者の憩いの場としての役割も担う。メダカ池を活用した自然学習塾をはじめ、ふなずし漬けなど地域文化に触れる企画も検討していくという。村井さんは「建物前の市道は子どもたちの通学路であり、高齢者の散歩道でもある。ここで世代を超えた交流が生まれ、活動の後継者が育ってくれたら。会員や子どもたちの声を聞きながら、地域の皆さんに喜んでもらえる場所として活用していきたい」と意気込む。

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