新ワインのお披露目イベント「空色ワイナリー ヌーヴォー祭」が11月29日、近江八幡農産物直売センター(近江八幡市野村町)で開催される。
当日は、空色ワイナリーが自社畑で収穫したブドウを使い、今年初めて自社醸造したワインを提供。ワイナリー見学ツアーや醸造担当者との交流のほか、市内外の飲食店による料理販売も行う。ぶどうジュースも用意し、アルコールを飲まない来場者にも対応する。
同ワイナリーは2011(平成23)年に生食用ブドウの栽培を開始し、2019年から醸造用ブドウを栽培。2022年から委託醸造を行い、今年醸造施設が完成し自社醸造を始めた。代表社員の三崎清隆さんは「ブドウの果実らしさと柔らかな酸味があるヌーボーワインに仕上がった」と話す。
「20年前からワイナリー設立を目標に見据え準備をしてきた。資本も農地も一緒に働いてくれる仲間もいないゼロからのスタートだった」と振り返る三崎さん。「自社農園のブドウを100%のワインを醸造しているのは県内では他にはない。ワインと地元の食文化のマリアージュを楽しんでもらえれば」と呼びかける。
開催時間は10時~15時。入退場自由。ワイナリー見学は11時30分、14時の2回。参加費は3,000円で、ワイン2杯、生ハム1品、料理2品が含まれる。定員は200人。要予約。JR近江八幡駅から送迎バスを運行する。